WEBサイトの維持費にはいくら必要?管理費や運用費用の相場をチェック
2020/12/25(2024/07/23)
「WEBサイトを作ろう」と考えた時には、「どんな制作会社に依頼しよう」「制作料金はいくらかかるのか」といったことに目が行きがちかと思われます。
しかし、お金と時間をかけて制作したWEBサイトをインターネット上に公開し続けるためには、維持費、すなわちランニングコストがかかります。
ランニングコストは毎月もしくは毎年発生し、数年も経てばそれなりの金額となるでしょう。
さらに、WEBサイトを作った目的(「宣伝・集客」「会社案内」など)を果たそうとすれば、管理や運用の手間をかけていくことも欠かせません。
そこで今回はWEBサイト制作後にかかるランニングコストの具体的な内訳や相場、注意すべきポイントをご紹介します。
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WEBサイトの維持・管理・運用にかかる費用
WEBサイトのランニングコストと言ってもさまざまな費用があります。
費用の目的や内容によって、維持費、管理費、運用費の大きく3種類に分けられます。
①WEBサイトに必要な維持費
WEBサイトが公開されている状態を維持するための最低限必要な費用です。
ドメイン費用
ドメインは「インターネット上の住所」として例えられ、URLの「https://●●●. ●●」の「●●●. ●●」の部分になります。
ドメイン取得サービス会社を通じて取得することができます。
ビジネス目的であれば、自分で好きな文字列を指定する独自ドメインを取得するのがおすすめです。
ドメイン費用はURL末尾の「.com」や「.co.jp」などの種類によって金額が変わってきます。
年間で数百円〜数千円が相場です。
サーバー費用
サーバーはWEBサイトのデータを保管し、インターネット上に公開する役割を果たしています。
サーバーを自前で用意することも可能ですが、かなりの設備投資を伴うため、ほとんどの中小企業はレンタルサーバーを利用します。
サーバーは月額支払いのものが多く、用途や容量などによって金額が変わるため、目的に応じた料金プランを選びましょう。
格安レンタルサーバーが普及してきていることもあり、年間で数千円〜数万円が相場になります。
②WEBサイトに必要な管理費
セキュリティ対策などWEBサイトを安全に保つための費用、ページやコンテンツの修正などのメンテナンス費用といった品質の高いWEBサイトを維持するための費用です。
保守管理費
保守管理費は制作会社などにWEBサイトの管理を任せる場合に発生する費用です。
WEBサイトの保守管理の主な内容としては、WEBサイトが安定して公開されるようにサーバーの監視やメンテナンスを行ったり、セキュリティ対策を行いウィルス感染やハッキングによるデータの漏洩を防いだりします。
制作会社によって保守管理の内容は変わるため確認は必要ですが、月額で1万円~5万円が相場になります。
ページ・コンテンツ更新費
WEBサイトを公開した後に定期的に更新することが重要だと言われています。
最新の情報を提供し続けることで、サイトへのリピート訪問やGoogleなどの検索エンジンでの上位表示を促すことにつながるためです。
更新作業を制作会社に依頼する場合、料金体系は都度払いと月額制の大きく2つに分けられます。
都度払いの場合、1回の作業で5千円程度かかります。月額制の場合、月額4千円以上かかるケースが多いようです。
更新作業のボリュームや頻度によって費用は変わってくるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
③WEBサイトに必要な運用費
WEBサイトを作った目的(売上アップ、求人応募数アップなど)を達成するために行う、集客やPDCAサイクルの運用といった効果を出すための費用です。
システム利用料
制作会社のオリジナルシステムや外部サービスを利用する場合にかかる費用です。
CMSや会員管理・ショッピングカートシステムなどを導入するケースが該当します。
月額で5千円〜数万円とシステムによって費用は大きく異なり、制作会社によっては保守管理費に含まれるケースもあります。
SEO対策費用
SEO対策は自社のWEBサイトをGoogle・Yahoo!などの検索エンジンで検索結果の上位に表示させるために行う対策のことです。
検索結果からWEBサイトを訪問してくれるユーザーは、目的を持って訪れてくれているため、成果(注文、問合せなど)につながりやすい傾向にあります。
SEO対策は自分で行えるのがベストですが、専門知識を持っていない、本業が忙しく時間がない場合は専門会社に依頼するケースが多いようです。
費用は対策内容にもよりますが、最低でも月額で5千円〜1万円程度かかります。料金体系は成果報酬型、月額固定型、一括支払い型の3種類になっています。
<内部リンク|seo 対策 費用>
広告宣伝費
リスティング広告(特定のキーワードでの検索結果に掲載される広告)やSNS広告(Facebook・Twitter・Instagram・LINE上で配信する広告)などのネット広告を掲載してWEBサイトへのアクセス数を増やすための費用です。
ネット広告はSEO対策に比べて短期で結果が出て、効果検証が行いやすい手法になります。
少額からすぐに始められるため、効果測定しながら予算を調整していくのが良いでしょう。
アクセス解析などのコンサルティング費用
アクセス解析は、WEBサイトの目的(注文数・問合せ数のアップなど)達成のための課題を発見するために、WEBサイト訪問者のアクセス情報を記録したログデータを分析することです。
専門会社へ依頼することで、分析結果の定期的レポート、分析結果に基づく改善提案などのサービスを受けることができます。
最近ではネット上に情報が出ているので、費用をかけたくないという場合は自社で行うことも可能です。
人件費
制作会社など外部に任せず、自社でノウハウを蓄積していきたいという場合にはWEBサイトの運営担当者を置かなければなりません。
知識やスキルを持っていない場合は、研修を受けてもらったり、専門書を購入したりといった支援が求められます。
あるいは外部から即戦力となる専門人材の採用を検討する必要もあるでしょう。
WEBサイトの管理・運用で知っておきたいお金の話
ここまでWEBサイトのランニングコストについて具体的な内訳を見てきました。
効果が出るWEBサイトに成長させるには専門会社に任せる場面も出てきます。
自社で担当する、外部に任せる場合のいずれのケースにおいても知っておきたいポイントを確認しましょう。
WEBサイトの年間費用を安く抑えるためには?
初期投資できる余裕がない場合はWEBサイトのランニングコストを抑えていくことを考えましょう。
少しでもランニングコストを抑えるためのポイントを確認します。
月額費用を最低限にする
WEBサイトの維持に最低限必要なのはドメイン費用とサーバー費用です。
この2種類の費用だけ支払っておけばWEBサイトをインターネット上に公開しておくことができます。
管理費・運用費をかけていく場合は、依頼する会社がどこまで対応するのか、本当に依頼しなければいけない内容かを事前に確認しておきましょう。
自社で対応する範囲を拡げる
WEBサイトを自社で管理・運用する範囲が広ければランニングコストを抑えることができます。
WEBサイトの目的から、自社でどこまで対応するのかを考えてみましょう。
効果の出るWEBサイトとして運用していくのであれば、ページの更新やSEO対策などに取り組んでいく必要があります。
ただし、人材や環境が整っていないのであれば、手間と時間がかかることを想定しておいた方が良いでしょう。
CMSなどのサービスを知っておく
CMSというHTMLなどの専門知識がなくてもWEBサイトの作成・更新・運営ができるツールがあります。
WEBサイトの制作をCMSで行ってくれる制作会社に依頼すれば、公開後のページやコンテンツの更新を自社で行うことができます。
CMSの中にはSEO対策が簡単に設定できたり、 SNSと連携しやすかったりする機能を備えたものもあります。
システム利用料がかかりますが、制作会社など外部に依頼する費用は抑えることが可能です。
安さだけではなく企業に合ったプランを選ぶ
上でも述べましたが、最低限の費用をかけておけばWEBサイトを維持することはできます。
一方で、価格の安さだけを追求するとセキュリティリスクや望んだ効果が十分に得られないリスクを負うこともあります。
効果の出るWEBサイトへ成長させるために、どこまでを自社で管理し、何を外部の会社に任せるのかを確認しましょう。
WEBサイト制作のランニングコストを適正に管理しましょう
今回はWEBサイトのランニングコストに関する内訳や注意点をご紹介してきました。
ランニングコスト=固定費をなるべく抑えて、利益を出そうと考えるのはビジネスとして一般的なことだと思われます。
効果の出るWEBサイトにするためには、ページやコンテンツの追加・更新、SEO対策、広告、サイト分析といった手間と時間とお金をかけていかなければなりません。
ランニングコストは成果を出すための投資と考え、WEBサイトの維持費・管理費・運用費の見直しを進めるのが良いでしょう。
FREE CODEでコストパフォーマンスの高いWEBサイト運用をしよう
WEBサイトの制作からその後の管理・運用費用で悩んでいるのであれば、WEBサイト制作ツール「FREE CODE」を利用するのがおすすめです。
高品質な機能、堅牢なセキュリティ、万全なアフターサポートによって高いパフォーマンスが得られるCMSとして、大手・中堅企業を中心に500社以上の導入実績があります。
FREE CODEではお客様の目的や予算に応じたモデルプランをご用意しているため、自分に合ったモデルプランを選んでWEBサイトの維持・管理・運用が可能です。
企業のWEBサイトとして運用していくのであれば、最低限のセキュリティも揃えておきたいところ。
基本のプランとなる「スタートEditon」は、WEBサイトのレスポンシブデザインに対応、SSLなどセキュリティ対策も万全です。
モデルキャンペーン価格として月額2万円から運用できます。
さらにWEBサイトを効果が出るように運用していきたいとなったら、ご要望に応じて「集客効果アップ」「WEBサイト分析」といった機能を追加できるモデルプランを用意しています。
気になる方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。
<外部リンク|FREE CODE公式>
「世界中のコミュニケーションをクラウドで最適に」することをミッションとして掲げ、2000社以上の法人向けのデジタルコミュニケーションとデジタルマーケティング領域のクラウドサービスの開発提供を行う防災先進県静岡の企業。1977年創業後、インターネット黎明期の1998年にドメイン取得し中堅大手企業向けにインターネットビジネスを拡大。”人と人とのコミュニケーションをデザインする”ためのテクノロジーを通じて、安心安全で快適な『心地良い』ソリューションを提供している。
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