SEO対策にかかる費用相場と対策の種類は?企業サイトのSEO対策費用まとめ
2020/12/24
SEO対策を施すことにより、自然検索の順位が上がってユーザーの流入を増やすことができます。
集客や問い合わせに役立つキーワードで上位表示ができれば高い費用対効果が見込めます。
重要性がますます高まっていますが、対策を外注するにはどのくらいの料金費用が相場なのでしょうか?
SEO対策と言っても「コンテンツSEO」「外部対策」「内部対策」などの様々な種類の対策があります。
また、費用形態も「月額固定型」「一括支払い型」「成果報酬型」等さまざまあり、どの程度の料金が相場なのかわかりにくいのが現状です。
この記事ではSEO対策の費用と種類についてまとめています。ぜひ最後までご覧ください。
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SEO対策の費用相場早見表
コンテンツSEO(取材ライティング型) |
月額報酬型 |
3万円~30万円 ※1記事あたり |
コンテンツSEO(記事量産型) |
月額報酬型 |
5千円~10万円 ※1記事あたり |
コンテンツSEO(ソーシャルメディア拡散型) |
月額報酬型 |
数百万円以上 ※1企画あたり |
内部SEO対策 |
一括支払い型 |
10万円~100万円以上 |
外部SEO対策 |
成果報酬型 |
1万円~数十万円 |
SEOコンサルティング(中小企業向け) |
月額報酬型 |
10万円~30万円 |
SEOコンサルティング(大企業向け) |
月額報酬型 |
数十万円~100万円以上 |
SEOサイト設計コンサルティング |
一括支払い型 |
数十万円~100万円以上 |
SEO対策の費用形態
SEOの対策の料金形態には、「成果報酬型」「月額報酬型」「一括支払い型」の3種類に大別されます。順を追って説明します。
成果報酬型
成果報酬型は、対策を施した一つのキーワードの上位表示に対して、日数に応じて指定された単価を支払う料金形態です。
上位表示をさせるキーワードの種類ごとに単価はさまざまで金額の幅も広いですが、おおよそ1キーワード10位以内の表示で、一日あたり500~1万円が多く、月額数万円~数十万円が相場の価格帯となってきます。
決まったキーワードでの検索順位を上げたいという方にとっては最適な費用形態です。
なお、成果報酬型はGoogleの検索結果の順位が上がった分だけ成果が出たとみなして料金が発生するため、上位表示され続けるほど費用は高額となってしまいますので注意が必要です。
またSEO業者の中には悪質な業者も存在し、外部リンクを設置することで無理やり順位を上げようとして、結果、Googleからのペナルティを受けてしまい順位が急落したと言うケースもあります。どこの業者に依頼するのかを慎重に見極めることが大事です。
固定報酬型
固定報酬型は、月額での固定料金を支払ってSEO対策及びコンサルティングをしてもらう料金形態で、結果には関係なく月額で固定の料金がかかってきます。
月額料金は、数万円から100万円以上と料金相場の幅も広く、内容も業者によって大きく異なります。
固定報酬型では、コンサルタントから定期的に各種レポート提出やフィードバックを受けて様々な改善提案やアドバイスを受けるものが多いですが、コンテンツやホームページのチェック、効果検証と改善まで行う場合もあります。
なお、月額固定の場合は、最低契約期間が決められている場合もありますが、中長期的に効果が出るのか信頼して任せられる業者かどうかの見極めが大切です。
一括支払型
一括支払い型は、一定金額で一括で支払う料金形態となります。
記事納品・スポットでのコンサルティング費・ホームページの内部修正費などのスポット的な対策がメインです。
費用的には安価に抑えて対策ができるため試しにSEO対策をやってみたいという人には最適かもしれません。
しかし、SEO対策は効果が出るまでに時間がかかることがほとんどで、継続的な改善が必要となってくるため、スポット的な対策で上手く効果が出るのかどうかはわかりません。
一括支払い型の対策を行った際には思ったように効果が上がらずに成果が出ない可能性もあることを認識しておく必要があります。
SEO対策の種類
SEO対策の種類は細かく分けると沢山あり様々な対策がありますが、主要なものとしては下記が挙げられます。
・コンテンツSEO
・内部SEO対策
・外部SEO対策
・SEO対策コンサルティング
ここでは、代表的な対策について順に説明します。
コンテンツSEO
コンテンツSEO(コンテンツマーケティング)は、今のSEO対策の主流ともいえる対策です。WEBサイト上に、検索キーワードに応じた、ユーザーの知りたい情報を掲載したコンテンツを作成することで、自然検索での上位表示を目指す方法です。
Googleと検索ユーザーの両方に添った本質的なSEO対策です。
検索順位を単純に上げるというより、問い合わせ増加や資料請求等の目的を達成するためにキーワードに沿った検索意図を考え、SEOライティングを施した記事を書くことが必要です。
Googleのアルゴリズムではユーザーの役立つ情報を評価しており、ユーザー個人の知りたいことを簡潔に伝えることができるコンテンツは、上位表示を狙いやすくなっています。
また、コンテンツマーケティングを行うことによりドメインが強くなることもメリットの一つです。ドメインが強くなりコンテンツが良いと、さらに上位表示されやすくなります。
しかし、ただ単にコンテンツを量産すれば良い訳ではありません。
内容が薄いとコンバージョンに繋がりませんし、内容の重複した記事を大量に作成するとGoogleからの評価が落ちる可能性もあります。
ユーザーからの信頼も落とすことにも繋がるので、単純に量産することが目的にならないよう注意が必要です。
内部SEO対策
内部SEO対策では、ホームページ内の構造や文章などを最適な状態に改善します。
具体的には、タイトルタグ、ディスクリプション、見出し、キーワード、HTML構造、内部リンク設定、などの改善を行います。
たとえコンテンツがよく出来ていたとしても、ホームページの内部の設定が適切でない場合、Googleからの評価が上がりにくくなります。
内部SEO対策を施したことだけで順位が改善されるケースも多くあります。
内部SEO対策はSEO対策の基本とも言えます。劇的な改善にはつながらないことも多いですが、確実に改善ができリスクも低いのでおすすめです。
外部SEO対策
外部SEO対策では、他のドメインのホームページに自社ホームページへリンクを貼りアクセスを集めることで評価を上げるという、検索エンジンの仕組みを利用した対策です。
数年前までは一般的な対策でした。
しかし現在は、検索順位を上げるために不自然な被リンクを付ける行為は、Googleのガイドライン違反になるとしてペナルティの対象となっており、ほとんど見られなくなりました。
一度ペナルティを受けると、その後の検索順位は非常に上がりにくくデメリットが大きいです。
外部SEO対策についてはデメリットもよく理解して注意することが必要です。
SEOコンサルティング
SEO対策コンサルティングは事業規模や会社の規模によって内容や金額は大きく異なってきます。
コンサルティングの内容は、キーワード調査、競合調査、自社サイト分析・診断、コンテンツ企画、ホームページ改善、ツール活用支援など、様々です。
検証や結果を繰り返していきながら、ホームページのSEOを全体的にコンサルしてくれるサービスが多く、社内だけでは継続的に改善や運用するのが難しい場合におすすめです。
内容は、業者から月に1回ほどレポートが送られてきて自社内にて改善を行うような簡易的なものから、費用によっては定例でオンライン会議をおこない、内部設計やコンテンツの見直しから、SEO設計などの高度なSEO対策を行う場合もあります。
また、専門分野に特化した業者などもあり、例えばコンテンツのみでSEO対策を行うコンサルティングを行っている業者もあります。
二人三脚で一緒にサイトを改善していくということになるため、中長期的に信頼できて長く付き合えるのかどうか、自社の規模や目的に沿った改善のノウハウや実績があるかどうかなど、業者の選定が重要になります。
外注の選定ポイント
ここまでSEO対策の費用形態や手法を見てきましたが、実際に自社が抱えるホームページのSEO対策を依頼する場合、手法や業者はどのように選ぶべきなのでしょうか?それぞれポイントをまとめました。
どのSEO対策をすればよいのか選ぶ際のポイント
さまざまな種類のSEO対策の中でどの対策をすればよいのでしょうか
対策を検討する前に、自社の現状の課題とSEO対策をする目的をしっかりと考えるのが非常に重要です。
・内部SEO対策が不十分
・コンテンツが足りていない
・SEO設計ができていない
・基本的な対策はできているのになかなか上位表示されない
・上位表示されているのにアクセス数が伸びない
上記のように、企業によって課題は様々で、対策もそれぞれ異なってきます。
現状に沿ったSEO対策がどの対策が効果的なのか、一度プロに相談してみるのもおすすめです。
ただし、業者によって得意分野も様々ですので、料金だけで決めるのではなく複数の業者から話を聞くことが大事です。
SEO対策企業を選ぶ際のポイント
SEO対策を外部に依頼するにあたり、どこに依頼するかで結果が大きく異なってくるため、業者選定は非常に重要です。
対応内容は業者によって大きく異なります。
もちろん金額にもよりますが、レポートや改善案を提出するのみ、改善やライティングまで対応するが納品したら完了、アフターサポートが充実しており何度もコンサルを受けられる、など対応範囲や内容は様々です。
依頼する前に、どこまで業者にやってもらうか、自社では何をするのかを明確にしておきましょう。
また、見積り費用は金額だけではなく、どのような作業が含まれているのか、打合せの頻度や内容はどの程度か、などきちんと詳細まで確認することが大切です。
評判や実績もチェックできるとより安心です。
SEO対策は中長期スパンで継続的に改善していくものであるため、伴走してくれる姿勢や体制があり信頼がおけるかどうかも成功のための非常に大切なポイントとなります。
まとめ
今回は、SEO対策の費用相場、種類、選び方のポイントについて、お伝えしてきましたがいかがだったでしょうか。
SEO対策は専門性が必要でノウハウが重要となってくるため、最適な対策や業者選定を行うのは簡単ではありません。
SEO対策を検討したいとお考えの方は、ぜひこの機会に弊社までご連絡ください。無料の個別相談会も行っております。ぜひお気軽にお問合せ下さい。
「世界中のコミュニケーションをクラウドで最適に」することをミッションとして掲げ、2000社以上の法人向けのデジタルコミュニケーションとデジタルマーケティング領域のクラウドサービスの開発提供を行う防災先進県静岡の企業。1977年創業後、インターネット黎明期の1998年にドメイン取得し中堅大手企業向けにインターネットビジネスを拡大。”人と人とのコミュニケーションをデザインする”ためのテクノロジーを通じて、安心安全で快適な『心地良い』ソリューションを提供している。
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