魅力的なトップページの特徴は?ホームページの役割りポイントを徹底解説
2021/11/29
ホームページのトップは、いわゆるサイトの玄関口です。
人で言えば第一印象にあたるのが、トップページとなります。
どんなに立派なサイトであっても、第一印象が良くないとお客様の滞在時間が短くなり、集客につながらないことも考えられます。
集客につながるようなトップページを作るためには、どんな工夫が必要なのでしょうか。
お客様の心をつかむトップページの作り方を解説していきます。
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ホームページのトップ画面の役割とは?
ホームページのトップは、サイトの入り口であり本で言えば表紙の役割があります。
トップ画面を見たときに、どんなサイトでどんな内容なのかがわかることが重要です。
ホームページのトップ画面の役割について、詳しく解説していきます。
どんなサイトかひと目でわかる
ユーザーがトップページに訪れたとき、自分が必要とするサイトであるかどうかひと目でわかるようにする役割があります。
どんな会社であるのか、どんな内容のサイトなのかなど最初にわかることが重要なポイントです。
ユーザーはトップ画面を見て、以下のようなことを判断します。
- どんな内容が書かれているか
- ベネフィットはあるのか
- どんな人をターゲットにしているのか
もし自分にとって必要ではないと判断すればすぐに離脱してしまうので、わかりやすいトップ画面にしておくことが大事です。
離脱傾向が早いホームページの場合は、トップ画面の内容がわかりにくいといった原因がある場合が多いでしょう。
離脱されない工夫が必要です。
ユーザーが求めている内容に誘導する
ユーザーがトップページを見るとき、求めている内容があるかどうかだけでなく、スムーズに誘導することができるかという点も重要です。
お店で言うところの導線で、ユーザーが求める内容にわかりやすい導線が引けていることがトップ画面の役割となります。
たとえば、わかりやすい目次があればユーザーは、すぐに求めている内容があるかどうか判断できます。
よくある失敗点は、とてもオシャレでかっこいいトップ画面なのに、クリックしてみないと内容がまったくわからないといった作り手目線のページです。
ユーザーの離脱率を減らして集客につなげたいのなら、ユーザー目線で必要とされる内容にわかりやすい導線をつけることがおすすめです。
新鮮な情報を与える
ユーザーに対して新しい情報を与えることは、サイトの離脱を防ぐポイントとなります。
はじめて訪れる人だけでなく、何度か訪れるユーザーに対しても効果的な工夫です。
たとえば、割引きなどの情報やイベント情報などがわかりやすい場所にあれば、ユーザーはクリックしたくなるためサイト滞在が長くなります。
そのため、新鮮な情報はわかりやすくするために上部に設定することが効果的です。
いつもトップ画面が同じという印象だと、ユーザーに飽きられてしまう可能性があります。
新しい情報がトップ画面で得られれば、更新されている印象を与えられるのでユーザーが訪れる率も高まるのです。
トップページ画面の構成・流れ
効果的なトップ画面を作るために、どんな構成の流れを作ればいいのか具体的にみていきましょう。
企業サイトの場合、トップページは会社の玄関と同じで企業の顔となります。
ユーザーが立ち止まってくれる魅力的なトップ画面にするためにはどんな構成や流れがいいか、知っておくべき情報を解説します。
ヘッダーには会社名など
トップ画面の一番の構成ポイントは、わかりやすいことです。
まずは、一番上にくるヘッダーについて説明します。
ヘッダー部分には会社名やロゴ、キャッチフレーズなどを入れます。
ユーザーが探している企業のホームページなのかどうか、同じ名前の別の企業ではないのかなどを確認するためです。
そのため、ヘッダー部分に関しては企業名やロゴをわかりやすく入れることが重要ポイントです。
会社名の下に代表の挨拶や、キャッチコピーをシンプルに入れるとさらにユーザーにとってわかりやすくなります。
メニューリンク
ヘッダーの次は、メニューエリアにメニューリンクを作りましょう。
メニューリンクは、ユーザーが見たいものへのエントランスとなります。
簡単に言えば、銭湯なら男湯か女湯かを選ぶようなものです。
メニューエリアには、以下のような内容を入れます。
- ホーム
- 事業内容
- 実績など
- 採用情報
- 会社情報
メニューリンクを設けておくことで、ユーザーが必要な情報を探すストレスがなくなりスムーズにホームページを閲覧することができます。
これは、ユーザーの早い離脱率を防ぐ効果的な方法となります。
できるだけシンプルにわかりやすく、メニューリンクを作るようにしましょう。
共感納得できるコンテンツ
トップ画面のメインになるコンテンツ部分は、ユーザーの心を掴むポイントです。
ヘッダーやメニューリンクへの導線ができたら、コンテンツの内容を充実させていくことでさらに効果を高めます。
コンテンツは、ユーザーの共感を得られる内容にすることが重要です。
企業の情報をわかりやすく正しく提供できるかという点は、ユーザーからの信頼を得られるかということにもつながります。
アイキャッチとなるメインビジュアルは、企業のイメージとなるのでとても大事です。
ユーザーが共感できるようなメインビジュアルにする必要があるので、画像や言葉選びは慎重に行いましょう。
そして、事業内容や実績などがわかるコンテンツを作り、新着情報を更新しておくことも必要です。
新しい商品の情報や、イベントなどの情報などが目につくとユーザーを飽きさせません。
フッターには情報を
トップ画面の一番下には、企業のアドレスや問い合わせ先などを載せるのが一般的です。
フッターのエリアは、ヘタにごちゃごちゃさせないことが大事です。
フッターをユーザーが見るときは、ほとんどが所在地や問い合わせ先を確認したい場合です。
そのため、アドレスや著作権ポリシー、問い合わせ先などがあれば十分です。
トップページの内容が多い場合は、メニューリンクをさらにフッターにもおくと導線効果につながります。
トップ画面の内容が大きくない場合は、上下にメニューリンクをおくとうるさい印象になってしまうので、トップだけでよいでしょう。
トップページを作る時のポイント
いざトップ画面を作ろうとしても、どんなデザインやレイアウトにすればいいのかと悩んでしまう人もいるでしょう。
色々な企業ホームページを参考にしようとしても、ポイントを理解していないと思うような制作ができないこともあります。
ホームページのトップ画面を作る時のポイントについて、見ていきましょう。
無駄なものは削除する
トップ画面のデザインやレイアウトは、見た瞬間の印象を意識しましょう。
ホームページを見たときに、見にくいと感じたことはありませんか。
たくさん情報が詰まっているように見えるが、ごちゃごちゃして見にくいと見る気が失せてしまったというようなケースです。
トップページを作ったあと、見にくいと感じるならば不要な画像や情報を削除してしまいましょう。
ホームページの目的や、企業情報が伝わることが優先するポイントです。
極端に言えば、社名・ロゴ・メニューがわかればユーザーはストレスなく閲覧できます。
しかし、それだけでは他との差別化ができないので、新着情報や実績などを加えることが必要です。
必要なコンテンツなどだけを残して、シンプルなデザインにすることを心掛けてください。
カラーは統一するのがベター
トップページのデザインでは、カラーの使い方も重要です。
アイキャッチのポイントとなるカラーは、企業のイメージと重なる方がベターと言えます。
たとえば、医療関係であれば白ベース、農業であればグリーンなど扱うものによってイメージしやすいカラーがあるためです。
医療関係の企業なのに黒や紫などダークなカラーを使ってしまうと、ユーザーに不信感を与えてしまいストレスを感じさせます。
そして、企業イメージにつながるカラーを取り入れているのに、何色もカラーを使ってしまうと統一感がなくなり見にくくなります。
せっかくコンテンツなどをわかりやすく作っても、多色使いをしてしまうと見にくくなってしまうのです。
わかりやすい例だと、白の背景に黒い文字で統一し強調したい部分に赤など目立つカラーを使うという方法です。
カラー使いをテストするときは、少ないカラー使いからはじめて追加してチェックするようにしていけば失敗は少なくなるでしょう。
レスポンシブデザインではスマホ対応チェック
近年、パソコンユーザーよりもスマホユーザーが多いため、トップページのデザインはスマホ対応を意識して作る方が効果的です。
レスポンシブデザインは、画面のサイズによって自動的にデザインを切り替えてくれるため、パソコンだけでなくスマホでの見え方もチェックしましょう。
パソコンと同じ比率で作成してしまうと、スマホで見たときにデザインが崩れてしまうこともあります。
そのため、スマホでの見え方が最適になるように作る必要があります。
パソコンだけでチェックをして完璧だと思ったら、スマホで見たら画像が小さくなってしまっていた、などということが起きます。
スマホユーザーが多い中で、せっかくのビジュアルが切れ切れの画像などになっていたら、ユーザーは見にくいと判断して離脱してしまうことにもなりかねません。
レスポンシブデザインを利用する場合は、パソコンだけでなくスマホの見え方をチェックして、必要に応じたサイズ変更を行ってください。
ビジュアルよりもレイアウトが命
アパレル企業やデザイン系の企業の場合、イメージとしてかっこいい洗練されたビジュアルは重要です。
しかし、ビジュアルを優先してレイアウトがおろそかになってしまうと、見にくいトップ画面になってしまう恐れがあります。
よくある例は、かっこいいビジュアルで素敵なトップ画面なのに、文字が薄くて見えない、メニューがすべて英語でわかりにくいなどです。
スタイリッシュで洗練されたページは、第一印象がよくても、レイアウトが見にくいとユーザーはストレスを感じます。
ユーザーの早い離脱を防ぐためには、ビジュアル以上にレイアウトを意識しましょう。
もちろん素敵なビジュアルを使うことは良いのですが、それに合うわかりやすいレイアウトを作ることがキーとなります。
そして、ホームページの目的とビジュアルが合っていない場合、そもそも離脱しやすい要因となります。
作り手の趣味や好みを優先せずに、目的に合うビジュアルとレイアウトを適用するようにしましょう。
効果的なファーストビューの作り方
ファーストビューとは、ホームページを開いたときに見える部分のことです。
検索をしてクリックした時点で見える部分なので、そこからスクロールするか離脱してしまうかが分かれます。
そのため、トップ画面のファーストビューはとても重要な部分です。
効果的なファーストビューをつくるためのポイントについて、みていきましょう。
ユーザーの悩みに訴えるワードを使う
ユーザーがトップページにたどり着いたとき、自分が求めている内容が書かれているのか知りたいと思います。
自分にとってまったく必要のない内容だと判断したら、そのページを離脱してまた他のページを検索することになります。
そのため、ファーストビューではホームページがどんな内容であるのかすぐにわかる必要があります。
企業ページであれば、その企業がどんな業種でどんなことに対応しているのか判断できることが大切です。
土木工事の企業を探していたのに水道工事の企業だったら、当然ページを離脱してしまうでしょう。
そのため、ユーザーが抱えている悩みを解決する目的に合うかどうかを、わかるようにする事が重要です。
ファーストビューで、ユーザーにどんなことができるのかを明確にわかるようにしましょう。
ユーザーの心に響く言葉の例は、以下のようなものがあります。
- 〇〇を解決しませんか
- 〇〇で困っていませんか
- 〇〇したくありませんか
このように、ユーザーが企業ページを訪問する主な理由を投げかけることが効果的となります。
要約内容は絞ること長過ぎないこと
ホームページで伝えたいことはたくさんあるとは思いますが、ファーストビューに載せる情報は1つか2つ程度に絞りましょう。
ユーザーがファーストビューを見るときは、情報をチェックするタイミングです。
簡単にどんな内容なのかを見て、スクロールをするかどうかを決めます。
そのため、簡潔でわかりやすい主要内容だけをシンプルに載せることが重要です。
ファーストビューにたくさんの情報を載せてしまうと、ユーザーは読む気が失せて離脱してしまう確率が高くなります。
一番イメージが伝わりやすい画像を使い、ホームページの要約の文章は100~200文字を目安にすることがポイントです。
伝えたいことがありすぎて悩む場合は、続きなどとリンク設定をすれば導線ができます。
離脱率が低いホームページは、非常にシンプルなファーストビューだと言われています。
大事なファーストビューを効果的にするためには、シンプルでわかりやすいことを心掛けるようにしましょう。
画像は高画質にこだわらない
ファーストビューに載せる画像は、綺麗な画像であることに越したことはありません。
しかし、高画質な画像を多く使ってしまうと表示速度が遅くなります。
すぐに表示されない場合は、離脱率が高くなってしまう原因になるでしょう。
もちろん粗い画像より鮮明な画像の方が良いのですが、画像を多く使用する場合は高解像度にこだわらなくても十分な解像度であれば表示に問題ありません。
画像というのは、文章を読むよりもアイキャッチしやすいため、ユーザーの心をつかみやすいことが特徴です。
そのため、ファーストビューにおいても目的やイメージが伝わる画像を使用することはおすすめです。
ただし、あまりに高画質な画像をたくさん使って表示速度が遅くなるのは、ユーザーの訪問が少なくなってしまうので気をつけましょう。
ベネフィットが魅力的に感じられる
ユーザーが企業ページを開いたときに、魅力的なベネフィットがあると分かればスクロールしたくなります。
ファーストビューでベネフィットが期待できるとわかれば、ユーザーはスクロールをして中身を見たいと感じるのです。
企業ページのベネフィットは、以下のような内容があります。
- 格安料金やコスパの良さ
- 実績や経験豊富
- 見積り無料
- 相談無料
ユーザーが求めているベネフィットで大きいのは、価格に関することが多いので料金サービスに関することは必ず載せておく方がおすすめです。
たくさんのベネフィットがある場合は、特に魅力的なベネフィットをファーストビューで紹介しておくようにしましょう。
あまりごちゃごちゃと書いてしまうのは逆効果となるので、強みとなるものをわかりやすく載せておけばスクロールしたくなる気持ちを持たせることができます。
SEO対策は必須
ユーザーの訪問数を増やすためには、SEO対策が必要です。
ファーストビューにあるキャッチコピーやリード文に、必ずSEOキーワードを入れるようにします。
検索順位が上がるという効果だけではなく、ユーザーはSEOキーワードがファーストビューに見当たらないと不安になってしまうという理由もあるのです。
たとえば、「ホームページ制作 東京」で検索したとします。
開いたトップ画面のファーストビューに、どちらのワードもなかったらユーザーは間違えたと思い離脱してしまう可能性があります。
そのため、検索上位を狙うというだけでなくユーザーの離脱を防ぐ効果もあるため、SEOキーワードは必ず入れるようにしましょう。
スマホの最適化は重要
スマホの最適化をしておかないと、ファーストビューでの離脱が増えることになります。
文字が小さすぎて見にくいなど、ユーザーがストレスになってしまうためです。
どんなに素敵なファーストビューを作っても、スマホの最適化を怠ってしまえばかなりの数の離脱者を作ってしまうことになります。
そして、スマホ最適化をしていないサイトはモバイルフレンドリー補正によって、検索順位が下がってしまうこともデメリットです。
さまざまな要因から、ファーストビューの見え方をスマホ対応にしておくことはかなり重要と言えます。
読みたくなるトップ画面で集客を増やそう
ホームページのトップ画面を作るポイントや、離脱を防ぐポイントについて解説しました。
ユーザーがもっと読みたくなるシンプルでわかりやすいトップ画面を作ることで、早い離脱を防ぐことができます。
当社では、お客様のご要望に合わせたホームページ制作を行っておりますので、ご相談ください。
トップ画面を作るときは、ユーザーの気持ちになってみると解決策が見えてくることになります。
ユーザーの心を掴むトップページを作って、集客を増やしていきましょう。
「世界中のコミュニケーションをクラウドで最適に」することをミッションとして掲げ、2000社以上の法人向けのデジタルコミュニケーションとデジタルマーケティング領域のクラウドサービスの開発提供を行う防災先進県静岡の企業。1977年創業後、インターネット黎明期の1998年にドメイン取得し中堅大手企業向けにインターネットビジネスを拡大。”人と人とのコミュニケーションをデザインする”ためのテクノロジーを通じて、安心安全で快適な『心地良い』ソリューションを提供している。
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