ホームページ作成のためのプログラミング言語7選!作成や学習方法も紹介
2021/10/05
ホームページ作成の際には、専用の言語の知識が必要です。
基本となるHTML言語はもちろん、理解しておくと制作に役立つ言語がいくつかあります。
本記事では、押さえておきたい基本の言語や、上級者向けの言語などを紹介します。
また、難しい言語を理解しなくても簡単にホームページを作成できる方法も紹介するので、合わせてチェックしてみましょう。
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ホームページ作成に必要なプログラミング言語3選
ホームページ作成に必須となるプログラミング言語は3種類です。
まずは、HTML・CSS・JavaScriptの3つを覚えましょう。
3つの言語は基本的なプログラミング言語で、ホームページ作成ツールを使う場合にも、基礎知識としてあると便利です。
HTML
HTMLは、英語で「Hyper Text Markup Language」といいます。
ホームページ作成のための言語で、テキストをマークアップするためにあります。
マークアップとは、意味づけのことで、テキストに対しタイトル・見出しなどを区別するために使用するものです。
私たちが日々の生活でWebサイトを見る際に、改行もなく本文が続いた文章は読みにくいと感じるはずです。
そこで、HTMLのタグを使い、タイトル・大見出し・中見出し・小見出しなどを分けて読みやすくしています。
また、特定のページや段落に飛ぶ場合は、リンクという形でマークアップしています。
リンクは文字だけでなく画像にも貼ることが可能です。
HTMLによるマークアップは、タグと呼ばれるものを用います。
タグは「<>」で囲まれている言葉で、100種類以上あります。
さらにタグは始まりと終わりの2つセットで使うのが基本で、終わりには「/」を入れなければなりません。
CSS
CSSは、英語で「Cascading Style Sheets」といいます。
HTMLと組み合わせて使用するもので、CSSは装飾するための言語です。
たとえば、テキストに色を付ける、背景の色を変える、サイズやレイアウトを変えるなどの際にCSSを使います。
HTMLのタグでも装飾はできますが、単体だと完璧ではありません。
使用するブラウザにより表示が崩れることがあるため、CSSを組み合わせます。
CSSの言語は、セレクタ・プロパティ・値の3つで構成されています。
具体的には、「セレクタ {プロパティ:値}」のような記述です。
たとえば、タイトルの色を変えたいのであれば、「h1 {color:red}」です。
プロパティは複数指定が可能で、凝ったデザインにすることもできます。
JavaScript
JavaScriptは、ホームページに動きを付けるためのプログラミング言語です。
たとえば、画像をスライドショーにする、背景の色が変化する、間違ったパスワードを入力した際にエラーを出すなどの動きです。
私たちは、Webサイトを閲覧する際に多くのJavaScriptのお世話になっています。
わかりやすい例としては、入力フォームです。
お問い合わせページや、会員登録ページなどにあるフォームに必要情報を入力すると、入力内容に漏れがないか瞬時に判断できます。
JavaScriptの使い方は、HTMLに直接書く方法と、外部ファイルで作る方法があります。
大量のソースコードになる場合は、簡素化するためフレームワークと呼ばれるソフトウェアを使用することも可能です。
ホームページ作成におすすめのプログラミング言語4選
基本のホームページ作成プログラミング言語3つ以外にも、覚えておくと便利な言語があります。
まずは、難易度が低く基本的なHTMLとCSSを学んでください。
さらにHTMLとCSSより難易度が上がるJavaScriptを学びましょう。
これら3つの基本をマスターしたら、必要に応じて紹介する4つのプログラミング言語をマスターしましょう。
PHP
PHPは、英語で「Hypertext Preprocessor」といいます。
ホームページ作成のためのスクリプト言語です。
動的なホームページ作成にPHPを用います。
たとえば、SNS作成、ECサイトの作成、WordPressのカスタマイズに使用します。
とくにWordPressは世界シェアが高く、国内でも有名なECサイトの決済や予約システムなどに使用するもので、PHP習得はおすすめです。
動きを付けるといえばJavaScriptも同じですが、JavaScriptはブラウザで動作するのに対し、PHPはサーバー上で動作するものです。
PHPはHTMLとCSSを組み合わせて使います。
シンプルな構文で初心者でも覚えやすく、国内でも多くのエンジニアが使用しています。
Ruby
Rubyは、日本で開発されたスクリプト言語です。
日本語で学べるため、プログラミング言語の中でも日本人が学びやすい言語です。
動的なホームページ作成、アプリケーションソフトウェアの作成などに使用されています。
たとえば、ECサイトの定期購読販売、有名サービスのアプリ、会員サイトのログイン機能などに便利です。
人気が高いプログラミング言語はJavaで、続いてJavaScriptとPHPですが、Rubyは無料での複製や再配布できるメリットがあります。
口コミサイトの作成、アプリ開発も視野に入れるなら、Rubyの習得がおすすめです。
Java
Javaは、アプリ開発に使われるプログラミング言語です。
名前が似ているJavaScriptとは異なる言語のため間違えないようにしましょう。
Javaの特徴は、コンピュータの種類を問わない点です。
IOSとAndroid製品では規格が異なりますが、Javaならどちらも対応できます。
Javaが使用されるのは、家電製品・Webサイト・スマホアプリなど幅広い分野です。
また、世界的なシェアの高さとしても、Javaの習得はおすすめです。
入門書など書籍やWebコンテンツが多く、学ぶ環境が整っています。
これからエンジニアを目指すのであれば、Javaを習得しておいて損はないでしょう。
Perl
Perlは、スクリプト言語のひとつです。
Web開発の初期はよく使われていた言語なのですが、最近は使用頻度が減っています。
ただし、昔から使われてきたプログラミング言語のため、今でも使用するWebサイトはあります。
かつては、CGIといえばPerlといわれるほど人気がありました。
テキスト処理を得意としており、掲示板やメーリングリストなどに使われています。
記述がわかりやすいため、初心者にもおすすめの言語です。
あとから記述ミスをみつけやすく、複数の人と共同で開発する場合にも便利です。
とくにPerlがおすすめなのは、Web開発やサーバー管理に関わる人です。
コードの記述がスピーディで、短期間でのWeb開発に向いているでしょう。
ホームページ作成でなぜ言語が必要なのか?
基本的なことですが、なぜホームページ作成に言語が必要なのか理解しておきましょう。
そもそも、Webサイトが動く仕組みを理解していないとならないからです。
コンピュータが理解できるようにするため
ホームページ作成に必要なプログラミング言語は、コンピュータのためのものです。
Webサイトを表示させるには、サーバーから情報を取り出し、受け渡す必要があります。
サーバーから送られてくる情報はコンピュータが処理します。
つまり、プログラミング言語とは、コンピュータが理解するための言葉のことです。
人にわかるよう表示するのがWebブラウザ
サーバーから送られてきた情報を処理するのが、Webブラウザです。
Webブラウザは、サーバーから送られてきた情報を、私たちがわかる情報にしてくれます。
私たちがWebサイトを見ることができるのは、Webブラウザが橋渡ししてくれているためです。
Webブラウザは、Webサイトの閲覧以外にもブックマーク機能などがあります。
また、文字を大きくする、画像を拡大するなどの機能もあり便利でしょう。
Webブラウザは種類があり、パソコン向けのものとスマホ用のものがあります。
パソコンでは以下のブラウザが代表的です。
- Internet Explorer
- Microsoft Edge
- Google Chrome
- Safari
スマホの場合は、iPhoneならSafari、AndroidならGoogle Chromeが標準搭載です。
ホームページ作成のプログラミング言語を学ぶ方法
紹介したプログラミング言語は、独学で学ぶ方法とスクールに通う方法があります。
難易度が低い言語は無料のものでも学べるでしょう。
言語の習得が難しいものは、スクールなど有料で学ぶ方法がおすすめです。
書籍を読む
初心者がプログラミングを学ぶなら、書籍を活用しましょう。
基本的なHTMLやCSS程度なら、書籍でも学ぶことができます。
ある程度基礎知識を付けてから、必要に応じてステップアップしてください。
書籍を利用した学習のメリットは、レベルに合わせた学びができる点です。
ゼロから学べる初心者向けの本や、中級者以上でも学べる本もあります。
ただし、ホームページ作成の本は多数あります。
初心者だと本が多すぎて、どれを選んでいいのか迷う場合もあります。
学ぶ目的を明確にして、対応する言語の本を選ぶようにしましょう。
目的別の本の売上や人気ランキングなどを参考にしながら本を選んでください。
スクールに通う
プログラミングスクールは、レベルに合わせた学習が可能です。
初心者で何から学んでいいかわからない人でも、プログラム内容に沿って学習すると、Web制作の知識が身につくようにできています。
スクールは講師がいるため、わからない点は質問しやすいでしょう。
独学の方法だと不明な点を放置しやすいのですが、スクールならすぐ解消できて学びが速い特徴があります。
お金をかけてでも、速く学びたいならスクールの利用がおすすめです。
また、スクールはコードのエラーを解消するためにも役立ちます。
プログラミングはコードを書けるだけではダメで、エラーを解消しなければなりません。
講師のいるスクールなら、プロの目線でエラーの箇所を指摘してくれます。
プログラミングスクールのデメリットは、費用が高額である点です。
数十万円程度はかかるため、まとまった費用が必要です。
ただし、実用に活かせるレベルまで習得が可能なため、将来プログラマーを目指す人なら、スクール費用をかけても元が取りやすくなります。
Web学習を使う
プログラミングスクールの費用をかけられないなら、オンラインスクールがおすすめです。
教室に通う方法と比べて、Web学習は費用がお手頃です。
Web学習なら、どこでも学べるメリットがあるでしょう。
学習方法は、動画形式のものがあります。
実際の作業風景を見ながらなら、コードの書き方が理解しやすいでしょう。
動画学習なら、繰り返し見て学ぶことができます。
注意したいのは、わからない際に質問できるスクールかどうかです。
オンラインスクールの中には、質問できない、質問回数が限られていることもあります。
どんどん質問したい人は、質問回数無制限のところがおすすめです。
ホームページ作成方法の種類
ホームページ作成といっても、コードを書く方法もあれば、ツールを使って手間なく作成できる方法があります。
自分に合った作成方法を比較してみてください。
テキストエディタで作成する
基本的なホームページ作成方法は、テキストエディタを使用します。
テキストエディタとは、文字や記号などを編集するためのソフトのことです。
Windowsであれば「メモ帳」が、Macであれば「テキストエディット」が標準装備であります。
また、以下のような、好みのテキストエディタを使う方法もあります。
- Sulime Text
- Visual Code
- Atom
- Brackets
テキストエディタを開いたら、コードを手書きで書いていきます。
作成は、HTML・CSS・JavaScriptにも対応可能です。
コードを書いたら、CSSならファイルの拡張子を「css」に指定して保存します。
テキストエディタで作成すると、コードを覚えることができるでしょう。
コードの記述は最初手間に感じられますが、コードを覚える目的があるなら、テキストエディタの使用がおすすめです。
また、プログラミングをするならプログラミングエディタの使用も考慮しましょう。
ホームページ作成ソフトを使う
コードを書かずに簡単にホームページを作成するなら、ソフトの使用が便利です。
ただし、ソフトによって使用できるプログラミング言語が制限されている場合があるため、使いたい言語があるか確認してください。
シンプルに、HTMLやCSSで作成するなら、多くのソフトで対応できます。
ホームページ作成ソフトのメリットは、テンプレートが使える点です。
予めデザインされたテンプレートが入ったものなら、センスがなくても作成できます。
また、ソフトにはサーバーにファイルをアップロードする機能もあります。
使用手順に従って作成すれば、初心者でもホームページ作成が可能です。
ホームページ作成ソフトのデメリットは、導入コストがかかる点です。
無料で使えるソフトもありますが、テンプレートが豊富なソフトを選びたい場合は、有料ソフトの購入を検討してください。
CMSを使う
CMSとは、「Contents Management System」のことです。
コンテンツ作成管理のためのツールが提供されています。
Web制作の知識がない人でも手軽に導入しやすく、サイト構築が手軽にできます。
CMSの多くは、PHPを用いて作られています。
HTMLやCSSの知識がない人でも、テンプレートを選んで、文章を入力するだけでWebサイトの作成が可能です。
CMSの種類も多数あるため、好みのツールを選びましょう。
導入は初心者でも簡単ですが、カスタマイズするならPHPの知識が必要です。
デザインを変えるなどカスタマイズを考えているなら、PHPも合わせて習得してください。
おすすめホームページ作成ツール
続いて、手軽にホームページが作成できるツールをいくつか紹介します。
前項目で紹介した、ホームページ作成ソフト、CMSを使ったツールです。
無料で使えるものから、有料のものまで集めてみました。
Wix
Wixは、イスラエル発のCMSです。
2012年には日本語版も登場しており、英語がわからない人に優しいツールです。
利用料金は無料からで、費用をかけずにホームページ作成ができます。
操作はマウスのドロップとドラッグだけです。
プログラミング知識が不要で、初心者でも扱いやすいでしょう。
豊富なテンプレートが用意されており、デザイン性の良いホームページが作れます。
海外のCMSのため、海外で見かけるようなオシャレなデザインが多くあります。
無料プランは、広告が表示されます。
広告を消したい場合は、月額900円からです。
また、独自ドメインを使用する場合は、別途料金がかかります。
ジンドゥー
ジンドゥーは、ドイツ発のCMSです。
日本では2009年に登場し、英語がわからない人にも対応できます。
また、ソーシャルメディアでの連携が可能で、SNSからのアクセスアップに対応します。
ジンドゥーの特徴は、AIを使った自動生成が可能な点です。
プログラミングやデザインの知識がなくても、数分程度でホームページが作れます。
テンプレートが豊富に用意されており、オンラインショップ向けデザインも選べます。
利用料金は無料からで、有料版を使うと広告を非表示にできます。
また常時SSLや独自ドメイン、レスポンシブデザインにしたい場合は有料がおすすめです。
ホームページビルダー
ホームページビルダーは、ホームページ作成の有料ソフトです。
豊富なテンプレートが付いており、プログラミング言語の知識がない人でも手軽にホームページが作成できます。
文字や画像を挿入するだけで、HTMLとCSSコードは自動で書いてくれます。
テンプレートはシンプルなものが多く、個人におすすめです。
企業向けのデザインは少ない傾向があるため、個人ブログ運営にいいでしょう。
ソフトのため、買い切りで月額料金がかかりません。
サーバーやドメイン代は別途かかりますが、ソフトの月々の費用をかけず運営できます。
初心者に優しいソフトで、サポートを受けながらホームページを作成できるでしょう。
Ameba Ownd
Ameba Owndは、アメーバブログでも有名のAmeba提供ホームページ作成サービスです。
日本の企業が提供するツールのため、初心者でも安心でしょう。
スマホサイトにも対応するホームページが無料から作成可能です。
テンプレートは豊富に用意されており、シンプルでオシャレなデザインです。
ショップやブログなどにも対応するテンプレートがあります。
また、SNS連携機能ありで、ソーシャルメディアと合わせた運営ができます。
料金は、無料プランでも独自ドメイン付きです。
広告を非表示にしたい場合は、有料プランがおすすめです。
有料プランは、年間プランも選択できます。
WordPress
WordPressは世界中で使用されているCMSです。
公式サイトの情報によると、Webサイトの42%が使用しているとのことです。
CMSの使用自体が無料で、お金をかけずにホームページ作成ができます。
テンプレートが豊富で、テンプレートは世界中の人が開発した無料または有料のものが使えます。
無料テンプレートを使えば、かかるのはサーバーとドメイン代くらいです。
また、プラグインが豊富で拡張性の高さが特徴です。
プラグインを使うと、ホームページをショップにすることもできます。
初心者は多少使いづらい点がありますが、慣れればカスタマイズが高く便利です。
HTMLとCSSを用いて作成するよりは、WordPressを使うと手間がありません。
なお、アドテクニカではCMS「(FREE CODE(フリーコード)」を提供しています。
WordPress等との比較表もありますので、以下のページもご参考ください。
ホームページ作成の手順
ホームページ作成に必要な言語やツールが決まったら、次はホームページ作成手順を確認しておきましょう。
大まかな作成手順を把握しておくと、作成がスムーズです。
最初は工程が多く大変だと感じますが、慣れればそれほど難しくありません。
HTMLファイルを作成
テキストエディタなどを使って、HTMLファイルを作成します。
ホームページ作成では、HTMLファイルがないと始まりません。
タグの知識がない人は、ホームページ作成ソフトを使ってHTMLファイルを作成しましょう。
HTMLのタグは以下のものがあります。
- <!DOCTYPE html>
- <head>
- <meta charset=“UTF-8”>
- <title>
- <body>
- <h1>
ファイルを保存する際に、拡張子を「html」に指定してください。
CSSファイルを作成
CSSファイルも、ホームページ作成で必須のファイルです。
HTMLと同じくテキストエディタやホームページ作成ソフトで作成しましょう。
CSSの記述はHTMLファイルに書く方法がありますが、一般的にはCSSファイルをリンクタグで読み込む方法が使われています。
CSSで使うタグは以下のようなものがあります。
- font-size
- color
- font-family
作成したCSSファイルは、保存する際に拡張子を「css」にしてください。
Javascriptファイルを作成
ホームページに動きを付けたい場合は、Javascriptファイルを作成します。
シンプルにHTMLとCSSだけでもホームページ作成は可能です。
Javascriptの記述は、HTMLファイルに書く方法と、外部ファイルを作成する方法があります。
HTMLに書く場合は、保存する拡張子を「html」にします。
外部ファイルを作成する場合は、拡張子を「.js」にしてください。
ドメインを取得する
ホームページを公開するためには、ドメインが必要です。
ドメインとは、インターネット上の住所のようなものです。
ホームページにはアドレスと呼ばれるURLがあるのですが、この中にドメインが含まれています。
ドメインの取得は、ドメインを提供する会社を通して購入します。
または、サーバーを契約すると無料でドメインが付いてくるものもあります。
どのドメインを取得するか迷ったら、個人なら「.com」などがいいでしょう。
日本の会社では、「co.jp」が取得できます。
サーバーを借りる
サーバーは、ホームページを表示する情報を入れておく部分です。
Webサイトを開く際には、必要なページの情報が格納されているサーバーを探し出し、情報をWebブラウザに送り変換しています。
サーバーはレンタルするのが一般的です。
レンタルする方法なら、月々数百円~数千円程度で契約できます。
個人がサーバーを構築するとなると数百万円程度はするため、おすすめしません。
価格や機能を比較しながら、好みのレンタルサーバーを選んでください。
なお、サーバーとドメインは同じ会社のものでなくても構いません。
サーバーにドメインを登録する
サーバー契約が済んだら、取得したドメインを登録しましょう。
ドメインを登録することで、ホームページアドレスにアクセスできるようになります。
設定方法は、契約しているサーバーの説明を参考にしてください。
別のサーバーに引っ越す場合も、新しいサーバーにドメイン登録します。
サーバーにファイルをアップロードする
最初に作成したHTMLやCSSファイルをサーバーにアップロードします。
ファイルのアップロードは、FTPソフトを使用します。
または、サーバーが用意しているFTPツールを使ってもいいでしょう。
FTPソフトにサーバーの情報を登録します。
サーバーにアクセスしたら、必要なファイルをアップロードしてください。
正しくアップロードされているか、Webブラウザで確認しましょう。
ホームページ作成におすすめの知識
最後に、ホームページ作成を考える人におすすめの知識を紹介します。
ホームページ作成全般に関わるなら、言語の知識だけでなく、幅広い知識が必要です。
個人でホームページ作成を考えている人や、仕事として活かしたい人にもおすすめの知識です。
SEO
ホームページを作成しサーバーにアップしただけだと、アクセスがありません。
たくさんの人に見てもらうためには、ホームページのSEO対策が必要です。
SEOとは、「Search Engine Optimization」といいます。
日本語に訳すと、検索エンジン最適化です。
つまり、検索エンジン経由のアクセスを増やすための対策です。
ホームページに人が訪れる方法として、検索エンジン経由があります。
誰かが何かを調べるため、検索エンジンにキーワードを入力して、1ページに表示されたサイトを訪れるでしょう。
3ページや4ページのように後ろに表示されると、訪問数の多くを見込めません。
そこで、SEO対策をして、検索エンジンに評価されるサイトを目指します。
SEO対策では、検索エンジン対策だけでは不十分です。
今は、ユーザーの検索行動を把握し、ユーザーに役立つコンテンツの提供が求められているからです。
SEO対策では検索エンジンとユーザー両方の目線で対策しましょう。
デザイン
他のWebサイトとの差別化を図るなら、デザイン性にこだわってみましょう。
または、Webデザイナーを目指す人も、デザインを学んでおくと役立ちます。
良いデザインを思いつくためには、たくさんのWebサイトを見ることです。
日本のサイトはもちろん、海外サイトもチェックしておきましょう。
実際に、Webデザイナーの仕事をすると、クライアントからは大まかな指示しか受けないことが少なくありません。
デザイン全般はお任せが多いため、目を養うことが大切です。
また、デザイン全般を学ぶなら、グラフィックや色の知識も役立ちます。
Webサイトは文字が多く使われているため、美しく見える文字の知識も得ておきましょう。
使うフォントによっても、サイトのイメージががらりと変わります。
アクセス解析
Webサイトのアクセスアップには、アクセス解析が必須です。
アクセス解析に使うツールは、以下の2つがあります。
- Google Analytics
- Search Console
どちらも無料で使えるツールのためおすすめです。
アクセス解析を分析するには、実際にWebサイトを運用するのが一番です。
ホームページを作成してサーバーにアップロードしたら、2種類のアクセス解析を導入してください。
アクセス解析で重要なのは、お問い合わせや売上があることです。
ゴールとなるページを設定して、ユーザーの行動を分析する必要があります。
また、人気ページ・人気のないページはどれか、今後の問題点を洗い出すようにしましょう。
なお、当社SEO対策ツール「SEOロボ」では大手検索エンジンに対応したサイト分析が可能。
さらには27種類もの多彩な機能でSEO対策をサポートします。
詳細につきましては以下ページをご参考ください。
ホームページ作成のためプログラミング言語を学ぼう
ホームページ制作では、HTMLとCSSの2つの言語習得が必須です。
2つの言語の知識がないと、ホームページ作成ができないといえるくらいです。
どちらも難易度は高くなく、初心者でも習得しやすい言語のためチャレンジしてみてください。
ただし、ツールやソフトを使ってホームページを作成する方法もあるため、基本的な2つの言語は基礎だけでも問題はありません。
知識がない人でも作成できる方法を活用すれば、初心者でもホームページは作れます。
まずはチャレンジして、少しずつ言語知識のレベルをアップしてみましょう。
どのような方法がいいか迷う場合は、ぜひ弊社にご相談ください。
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